クリントン氏、ジンバブウェの件で南アに
今朝の毎日新聞国際面に「米国務長官 アフリカ歴訪へ ジンバブエ再建を協議」という見出しで記事が載っています。(東京・14版です)
ちなみに、ウェブサイトはこちら。(1ヶ月ほどでサイト上から消えると思います)http://mainichi.jp/select/world/america/news/20090803k0000m030064000c.html
ただし、見出しが、「米国務長官:アフリカ歴訪へ ソマリア大統領らと会談」となってますね。でも、内容は、ほぼ同じです。
それによると、クリントン国務長官は、南アフリカでズマ政権にジンバブウェの再建への期待を伝えるらしいです。記事の中で、ムガベ大統領の退陣が「最も人のためになる」と発言したらしいですが、う~む。それ、君(よその国の長官)がいう台詞じゃないでしょう?
大統領が退陣する花道を作るのはすごく大事だと思うのですが、ここ数年のジンバブウェを見ていると、大統領が退陣したらすべてが丸く収まるのかとは思えない。すでに彼の手を離れたところで、事態が悪くなっているような気がするのです。
確かに、トップが替われば、その他も変わることはあるのだけれど、頭だけ挿げ替えればいいというわけにもいかないし・・・。まぁ、ジンバブウェの場合、まず頭が替わると、多額の援助が入ってくるので、見た目は変わるのだと思うのですが、ドナー主導、投資家主導の経済にならないといいなぁとも思います。
久々の更新なのに、とりとめもないコメントですみません。
そういえば、ここ数ヶ月、毎日新聞はアフリカ記事ないですね。ナイジェリアの記事はちょっと載っていましたが、ほとんどが、オバマ大統領のガーナ訪問とか、今回の記事もアメリカがらみだし。メディア・ウォッチでも、集計方法を変更していて、どの国のニュースというのを二段階(例えばソマリアへの自衛隊派遣だったら日本のニュース、関係国としてソマリアという風に)にして掲載することにしました。あと少しで、会報の特集号が出ますので、皆さん、見捨てないで待っていてくださいね。(お)
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