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2009年6月23日 (火)

皆既日食と部分日食では1と0ほどの差がある

 日本でも見られる皆既日食まであと1ヶ月に迫り、あちこちでニュースが聞こえてきますね。今朝のテレビニュース番組では、「部分日食でも十分楽しめる!」とありました。

 でも、でも、違うんです!部分日食と皆既日食、たとえ99%の部分日食であっても、100%の皆既日食とでは、雲泥の差というか、まったく異なります。

  実は、2000年か2001年ごろ、ジンバブウェに2年続けて日食が見られる時期がありました。http://homepage3.nifty.com/DADA/ZimEclipse2001.htm ここに当時作ったHPを載せましたので、見てみてください!

 当時ジンバブウェで働いていた友人たちと一緒に、友人のドライバーさんにお願いして車で走ること4、5時間・・・。この辺でいいんじゃないの?と地図を見ながら話すわたし達に、車はどんどん先に進む・・・。途中、何度か道行く人に聞いているのですが、大丈夫かなぁ?もうこの辺でいいよね・・・と車に乗っているのに飽きたわたし達はいいかげんなことを言い出すしまつ。

 ようやくついたところは、小学校の校庭?のよう。確か平日だったと思うんだけど、生徒の姿は一人もなく。とりあえず、車を降りて日食の時刻まで待つことに。

 日食が始まる直前に、あれ?と思ったのは、ひとっこ一人いない。人の姿も、鳥とか動物の鳴き声もしないのです。テレビとかで紹介されている情報によると、「異変を感じた鳥が騒ぐ」というのですが、記憶にはない・・・。というか、直前はきっと自分も集中していたか騒いでいたかで、鳥の声どころではなかったんでしょうね。

 5年以上たった今でも強く印象に残っているのは、ものすごく静かだったこと。100%に達した時、森羅万象、すべてのものが静まり返ったという感覚でした。当たり前ですが、暗くなる。でも真っ暗闇ではなくて、薄闇。音もしないし、気温が下がった気がしました。動物や鳥たちも静まり返っているという感じ。

 コロナとか、ダイアモンドリングの時は皆で騒いだかもしれないのですが、その感激よりも、その静けさのほうを今でも覚えています。

5a 6

 すごい!!と叫ぶというよりも、静かな感激が広がるという感動でした。

 少し太陽が戻ってきてから、人や動物たちが外に出てきました。近所の人に聞いたら、女性と子どもは危ないから家にいろと言われたとか。もっとも、いわゆる若者の男性だけしか100%の時は外にいなかったけどね。神聖あるいは不吉なことなんだろうなぁと思いました。日本もそうだったんでしょうし。友人たちと、「こういう時に外に出て騒ぐフトドキモノはやはり外国人だけか・・・」と苦笑いしました。

7 8 9   

 後で知った話ですが、ドライバーさんは、皆既日食が見られる南緯&東経を目指して、100%の地点を探してくれていたのです。凄すぎる、ジンバブウェのドライバーさん。この国って、なんか、職人意識の高い人、多いんですよね。ほんと。

 さて、余談ですが、2年続けて日食があったジンバブウェでは、ツアー客がどっとおしよせてくれたおかげで観光業が大喜び。それを知った当時副大統領だったムゼー(故人。本名は、サイモン・ムゼンダ氏。ちなみにムゼーとは、長老に対する呼び名。)が、「だったら、これから毎年日食をやろう。」と言ったとか言わないとか・・・。あまりに可愛すぎるご発言でした。

 一度100%の日食を見ると、やみつきになって、毎年どこかで見られる日食を追いかけるファンもいるとか。見る前は全然関心なかった私ですが、いまはその気持ちわかります。それは、サファリも同じかなぁ。喜界島って、故吉國先生のふるさとでもあるし、行ってみたいなぁと思うのですが、まぁ、今年は東京の部分日食でがまんします。機会のある方はぜひ行ってみてください!(お)

DADAのURLはこちら http://dada-africa.jp/

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