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2008年6月29日 (日)

速報重視の報道

 ジンバブウェの大統領選挙・決選投票ですが、27日に、予定通りにおこなわれたようです。

 各紙がすでに伝えていますが、投票率はかなり低いという情報です。(ただし、ハラレが中心の報道)

 アフリカの新聞と提携していて、国・イシューごとに検索ができるAllAfricaComというウェブサイトがあるのですが、そこでは、(27日が金曜日で、土日と週末になったため)主にラジオのニュースが中心になって、選挙のレポートがあがっています。

 27日のSW RadioAfricaという放送がありますが、そこでは、”Operation HandigoniKuvhota"="Operaton I cannot to vote"という作戦が展開されたとしています。これは、目の見えない人や字がかけない人には、投票時に補助がつくことを使って、与党関係者が、無理やり、有権者をそうした人たちにみたてて、投票を補助し、実際には与党への投票を強制しているというレポートでした。

 ニュースは、それだけで、他の内容に移っていました。そういうことは、本当に起こっているかもしれませんが、実際に、その際、選挙法は、そうした補助をどのように規定しているのか?誰でも補助ができるのだとすれば、これは違法行為ではないことになりますし、決められた人しかできないのであれば、明らかに違法行為です。そうしたことに選挙管理委員会(ZEC)は、何も言わなかったのか?など、解説は何も付け加えられていません。

 また、SADCが600人の選挙監視オブザーバーを派遣していますが、オブザーバーは、その場にいたのか、いなかったのか?(選挙区全てにオブザーバーが配置されるのは難しいかもしれませんが)、あいまいなままでの情報に終始しています。

 もちろん、ジャーナリストの入国が極端に制限され、地元のジャーナリストの逮捕も相次いでいる中、情報提供する人の人数も、提供者の言葉も少なく・ぼかしていることは想像できます。しかし、いち早く伝えることだけが、ジャーナリズムの役目なのか?一つの事象の説明があまりに短絡的に書かれていて、なんとなくふに落ちない気がするのはわたしだけでしょうか。もちろん、ウソを書いているとは思いませんが・・・・。

 こんなひどいことが起こっているのに、そんなさまつなことを言うのか?とお叱りを受けそうですが、ちょっと気になったので・・・。選挙法の中で、文字が読めない・かけない人などの補助はどうすることになっているのか、私も、調べてみます。(お)

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