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2007年5月10日 (木)

冬小麦のために1日20時間の計画停電と断水!

ヘラルド紙によると、政府は、一日20時間の計画停電を決行するらしい。

なんでも、冬小麦の生産のための灌漑設備に電力を大量に使うため、送電を控えると言うのだ。毎日5時から9時までの4時間しか電力をまわしてくれない。対象地域はどこ?と読み続けていても、「ドメスティックコンシューマー」(国内消費者?)が対象になるとしか書いてない。それって全国的ってこと?

灌漑と言うと、大概はディーゼルでやっていると思っていたけれど、それは小規模の場合らしい。冬小麦は、メイズの裏作で一番の作物。年間に40万トンの生産が必要とされている。過去にも似たような理由で冬の生産に失敗しているため、政府にとっては、水の確保は必須なのだろう。すでに植え付けの時期だが、水などの関係でそれ自体遅れているようだ。これから冬小麦ができるまでの3ヶ月間は水を確保するために人が使うほうの電気を止めるというのである。

水に関して言えば、断水も頻繁にある。その原因が、水そのものがない場合もあるが、都市での水不足の多くは、水を揚げるためのポンプの電力がなくて、断水になってしまうということ。数年前から、ブラワヨ(第二の都市)でも問題になっている。

ハラレでは、以前から、頻繁に、計画停電や計画断水がおこなわれている。大概は、新聞に、この日のこの時間はこの地区で止まりますというお知らせが掲載される。停電や断水自体はあまりめずらしくはないニュースなのだが、今回は一日20時間の停電ということになるので、はんぱな被害じゃないと思う。水も同時に止まるとすればどうなるんだろう・・・?

なんでも、ハラレの電力消費量は、夏に1500メガワット、冬は2100メガワット。それが東京などの都市の消費と比べてどうなのかは、ちょっと今わからないけれど、ガス(プロパン)消費が限られており、大概の家庭はいわゆるオール電化なので、電気が止められるとどうしようもないという感じである。

その上、石油が値上がりしていて、ケロシンも手に入りにくくなる。これでますますジャトロファという植物で作るオイルがさかんになること間違いなしである。まぁ、それはそれでいいんだけれど、そればっかり栽培されても・・・。

個人的なことを言えば、この計画停電も結構地域で差がある。
ハラレの高級住宅地のボローデールという地区では、しょっちゅうおこなわれているらしい。高級住宅地なのに?と思ったのだが、住人に言わせると、「たいていの家にはジェネレーターと井戸があるから、自家発電ができると思われている」という。もちろん、全員のうちにそんな設備あるわけないんだけど。

マルボロという地区にいる知り合いは、断水は二日に一度あると言っていた。

我が家は、街中のアパートなのだが、私立の大病院のまん前であること、通りに大小の病院やクリニックが多いことから、計画断水には結果的にならずに済んでいる。

とはいうものの、毎朝水がでなくなるのは年間変わらず。アパートの7階なので階下で大量に水を使われると、水が上まであがってこない。洗濯の時間のピークは月曜日から土曜日の6時から9時。夜寝る前に、水をバケツにためておくのは、もう日課になっている。

停電ついでに書けば、実は、アパートのエレベーターが止まっている。

2基あるうちの1基は壊れていて、修理代がアパートの管理費ではまかなえない額(1ヶ月以上前の額で22ミリオンZドル)で、臨時徴収するには高すぎるのでそのままになっている。

もう一基は動くのだが、ZESA(電力会社)から、送電ケーブルが弱くなっているので危ないからエレベーターのスイッチは止めろと言われたらしい。おかげで、毎日7階までの階段を3往復はさせられるはめになっている。まぁ、いい運動になっているとはいえるけど・・。

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